生産ラインシステム

当社は、独自に開発したロータリーサスペンションクレーンとの連携により、最新のめっきラインシステムを構築しました。全国で高い評価を得ている大森グループの溶融亜鉛めっき製品の蓄積されたノウハウと共に、一層充実したロット管理、高度品質管理を進め、お客様のニーズに合わせた高品質の製品を提供してまいります。

受入:鋼材搬入

めっきへの入り口

受入検査:鋼材の大きさ、形状を確認、分類

受入検査後、正面のめっき前処理槽へ運ばれます。

結束

アルカリ脱脂:アルカリ脱脂槽に浸漬

鋼材に油脂類が付着していると、酸洗作業を妨げ不めっきの原因となるため、アルカリ液の加熱槽に浸漬し脱脂します。

水洗:水洗槽に浸漬

アルカリ脱脂完了後水洗

酸洗:塩酸槽

塩酸液中(酸洗中に素材が侵されないよう塩酸液に抑制剤を添加)に浸漬して、素材表面の錆を溶解除去。 酸化スケールが残っていると良いめっきが出来ません。

水洗:水洗槽

酸洗完了後水洗

フラックス処理:フラックス槽(塩化亜鉛アンモニウムの溶液)に浸漬

酸洗後に生成した素材表面の酸化物や、酸洗で除去できなかった微量の酸化物を除去するとともに、めっき時の亜鉛反応を促進させます。

めっきのj準備:自然乾燥

溶融亜鉛に浸漬し、溶融亜鉛と鉛との合金反応でめっき皮膜を形成します。

溶融亜鉛めっき:めっき槽に浸漬

冷却:水冷槽

合金反応を止め、安定しためっき面をつくります。

白錆防錆処理:白錆発生防止剤に浸漬

白錆の発生を抑制します。

仕上げ:めっきした鋼材のタレ、ザラツキ等を除去

完成

検査:JIS規格に基づき、品質の試験検査をします

 

出荷:製品を現場等へ搬出